ライオン 畠山氏、粘り強く何事も諦めないが信条

週刊粧業 2017年10月24日号 19ページ

カンタンに言うと

ライオン 畠山氏、粘り強く何事も諦めないが信条
難題への積極果敢な挑戦が成長の源泉に

 畠山智美氏は2012年にライオンに入社してから営業一筋で、これまでにドラッグストアやGMSなど様々な業態の販売店を担当してきた。

 現在は、今年1月に新設された「チャネルマーケティング室」に在籍し、コンビニエンスストアの営業・セールス担当として、販売店のバイヤーに自社商品の提案を行うなど、活躍の幅を広げている。

 ――ライオンに入社を決めたきっかけをお聞かせください。

 畠山 学生時代にフィリピンでボランティア活動を1年間行い、裕福とはいえない地域や家庭に暮らす人々の生活を支援する活動をしていた。

 そこで、将来は世界中の人々の生活の質の向上に貢献できる仕事に携わりたいと考え、毎日の手洗いや歯みがき、洗濯といった日常生活で誰しもが必要とする日用品メーカーを志した。

 ――入社からこれまでどのような業務に従事されてきましたか。

 畠山 入社1年目は大手ドラッグストアの20店舗を担当し、当社商品を採用してもらうために新商品のセールスポイントや販促プロモーションの展開方法、季節やイベントに合わせたプロモーションなどを各店の店長に日々提案していた。

 そして2年目には当時、全国で約1000店以上を展開するドラッグストアの本部バイヤー担当にステップアップし、この時が私の最初のターニングポイントとなった。

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