インテージ、化粧品市場はメークアップが好調維持

週刊粧業 2017年10月23日号 51ページ

カンタンに言うと

インテージ、化粧品市場はメークアップが好調維持
 マーケティングリサーチ大手のインテージは、消費・販売両面からの市場調査を得意としている。

 パネル事業本部パネルリサーチ推進2部の池田勝哉氏と橋本沙歩氏に、収集している小売店販売SRI(全国小売店パネル調査)データを基に、市場動向について語ってもらった。

 ――昨年度から今年度上半期までの化粧品販売実績とカテゴリー動向を教えてください。

 橋本 2016年(1~12月)の販売実績は、1.2%増の5998億円となった。

 カテゴリーでは、メークアップは2.9%増と好調を維持し、基礎化粧品は前年比0.5%増で前年並みを堅持した。

 メークアップ品目では、ファンデーションが1.9%減、化粧下地は1.7%増と、ベースメークは大きな変動はなかったものの、アイブロウ・アイシャドウ・まつ毛美容液・口紅・色つきリップクリームなどのポイントメークアップが好調だった。

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