矢野経済研究所、化粧品市場は全5分野が伸長

週刊粧業 2017年10月23日号 50ページ

カンタンに言うと

矢野経済研究所、化粧品市場は全5分野が伸長
 1958年の創業で、日本の市場調査会社のパイオニアとして知られる矢野経済研究所は、これまで約60年にわたって多岐にわたる国内産業の市場情報を蓄積し、さらには中国・ASEANを中心とした市場の調査分析にも精通している。

 ライフスタイル&ビューティーグループの浅井潤司部長に、国内化粧品市場の動向を聞いた。

 ――国内化粧品市場について、各カテゴリーの動向を教えてください。

 浅井 2016年度(2016年4月~2017年3月)の化粧品市場は、インバウンド需要を堅調に取り込んでいることに加え、景気回復を受けた国内需要の増加、さらにはポーラから今年1月に発売された「リンクルショット メディカルセラム」のような新規性の高い商品投入が市場を活性化し、前年比2.9%増の2兆4715億円となった。

 具体的には「スキンケア」が3.0%増の1兆1490億円、「メークアップ」が4.4%増の5482億円、「ヘアケア」が1.6%増の4395億円、「フレグランス」が2.1%増の296億円、「男性用化粧品」が1.2%増の1192億円となり、5カテゴリー全てが前年実績を上回った。

あと75%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 矢野経済研究所、化粧品市場は全5分野が伸長

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop