量販店、リアル店舗の強み活かした売場提案へ

週刊粧業 2017年10月23日号 37ページ

カンタンに言うと

量販店、リアル店舗の強み活かした売場提案へ
 GMSや大手スーパーが名を連ねる日本チェーンストア協会(本部=東京、会長=清水信次ライフコーポレーション会長兼CEO)の「平成29年上半期(1~6月度)のチェーンストア販売概況」(56社、9499店舗)によると、販売総額は約6兆3089億円で、前年同期比98.5%(店舗調整後)と微減で推移した。

 このうち、「日用雑貨品」が前年同期比2.6%減の4992億4094万円(構成比7.9%)、「医薬・化粧品」が同4.0%減の1846億1245万円(同2.9%)で、いずれも前年実績を下回る結果となった。

 量販店の主要カテゴリーである「食料品」は、販売総額が前年同期比0.8%減の4兆1228億8976万円とほぼ横ばいで推移し、カテゴリー別構成比は65.3%と圧倒的なシェアを誇る。

 この食品に次ぐカテゴリーが、日用雑貨品と医薬・化粧品を含む「住関品」で、販売総額が同3.0%減の1兆2586億5698万円、カテゴリー構成比は20.0%となっている。

 今回取材した店舗の館内レイアウトを見ると、「イオンスタイル松本」と「ビバシティ平和堂」の2店ではいずれも、食品売場を展開する1階フロアに、化粧品売場(グラムビューティーク・ココロプラス)が隣接しており、量販店ではこうした集客力の高い食料品から女性客を誘引する売場レイアウトが基本形となっているようだ。

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