マツモトキヨシ新業態店、外国人対応は邦人と同じ注力度で

週刊粧業 2017年10月23日号 34ページ

カンタンに言うと

マツモトキヨシ新業態店、外国人対応は邦人と同じ注力度で
 マツモトキヨシホールディングス(以下=マツモトキヨシ)と東武ホテルマネジメントは9月29日、日本の表玄関とされる成田空港に至近の成田東武ホテルエアポートに「薬マツモトキヨシ成田東武ホテルエアポート店」をオープンし、既に「駅ナカ」や「繁華街」など5種類が揃う出店フォーマットへ新項目「ホテル内」を盛り込み、従来になかった立地で宿泊客の目線を集めている。

 経営戦略に「需要創造に向けた新業態モデルの構築」と掲げる同社は、これを具現化して99㎡に詰め込んだ。この先の商況や利用者の反響は、後続の出店案件に関わる重要な試金石となっている。

館運営社とマツキヨの思惑が一致
邦人疎かにしないMDで二軸構成

 気になる経過を先にいうと、開店日から2週間以上が経った同店の商況について、同社広報室は「大変順調に推移している」と説明しており、好スタートが切れたことを明らかにしている。

 本来は異業種の立ち位置にある「マツモトキヨシ」と「東武」は、既に東武鉄道の高架下活用や東京スカイツリーへの出店で深い関係性を構築しており、東武鉄道はマツモトキヨシを評して「駅ナカや高架下店舗で大変お世話になっている。新しい業態の中で、新しいお客様とどう対応したらいいかを常に考えている企業で心強い」(広報部)と位置づけるなど、高い採点でパートナー社を持ち上げた。

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