バスクリン 佐々木氏、香りで入浴剤に新たな情緒価値を

週刊粧業 2017年10月23日号 22ページ

カンタンに言うと

バスクリン 佐々木氏、香りで入浴剤に新たな情緒価値を
 バスクリンは、漢方・生薬の研究を活かして「バスクリン」「きき湯」「日本の名湯」などの入浴剤、育毛・ヘアケア商材の開発を進めている。

 基幹の事業領域となる入浴剤では近年、睡眠やスポーツと入浴の関係について研究を進め、入浴効用の視点から、新たな生活価値の提案を行っている。入浴によるリラックス効果を高めるための重要な要素と捉える「香り」に関しては専門の調香師が研究を進めている。

 佐々木大輔氏は情緒的ベネフィットの訴求に欠かせない調香師の一人。バスクリン入社前の他業界での香料開発の経験・実績も強みに、新たな製品価値を生み出す人材として期待されている。

 ――製品開発部 開発2グループでは、どのような業務を担当されていますか。

 佐々木 「香り」をつくる調香師として、入浴剤の香料づくりを担当している。

 私はもともとバスクリンに入社する前、香料会社で食品用の香料開発を行っていた。食品用の香料は、使用できる原料が限られている。

 それに対し、香粧品用の香料原料は、使用できない原料以外であれば、(極端に言えば)何でも使えるという環境にある。

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