カラースタジオ 水戸内原店、メーク軸に新客獲得に注力

週刊粧業 2017年10月23日号 9ページ

カンタンに言うと

カラースタジオ 水戸内原店、メーク軸に新客獲得に注力
 岡山発の化粧品専門店㈱MASAYAは、現在全国に34軒の専門店を展開するまでに規模を拡大している。

 1974年、岡山の有力ショッピングモール「岡山一番街」に「マサヤ」を出店し成功を収めると、1999年にイオンからの要請でイオンモール倉敷へ出店した。これが足掛かりとなり、イオンモールをはじめとした大型商業施設を中心に、全国に店舗を広げ、現在8万人もの会員顧客を抱えている。

 その中でも、北関東有力の「カラースタジオ イオンモール水戸内原店」が、10月14日にリニューアルオープンし、さらなる飛躍を遂げようとしている。

 高田輝彦社長に、現在の取り組みと今後の化粧品専門店の展望について伺った。

綿密な市場調査が成功への近道
商圏広い水戸内原店に商機見出す

 同社の成功は、決して運や偶然ではない。市場性を見て、その市場特性に合った提案を繰り返し、その地での足場を固めてきた。いわば、高田社長の戦略は、綿密なエリアマーケティングの下に成り立っていた。

 路面店には路面店の、ショッピングモールにはショッピングモールの化粧品の売り方があるといち早く気づき、ブランドの見せ方や什器の置き方、接客の方法までこだわっている。

 こうして多店舗展開が軌道に乗り、北関東進出の話がイオン側から提案された。2006年頃のことだった。

 その半年前に、「イオンモール宮崎店」にも出店していたため、当初、高田社長は新規出店を迷った。しかし、予想以上に宮崎店の業績が好調で資金に余裕があったことや、水戸内原店が北関東の広範囲に商圏を持つことなどに商機を見出し、出店を承諾した。

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