再春館製薬所、3拠点目のリアル店舗で東京初進出

C&T 2017年6月15日号 61ページ

再春館製薬所、3拠点目のリアル店舗で東京初進出
 化粧品通信販売のマーケットで古参または大手として知られる再春館製薬所は、2012年2月に初の実店舗開業として関心を集めた阪急うめだ本店(大阪市)への出店に続き、2014年2月には準地元にあたる博多阪急(福岡市)に2号店を開店した勢いを駆り、今春3月16日には東京初進出として京王百貨店新宿店に「ドモホルンリンクル」をオープンし「店舗網」と呼べそうな体制を整えた。

 店舗に参入した5年間を経て、同社にショップ運営で「習熟」に片手がかかった様子が見え隠れしている。

満を持した格好で首都東京へ初進出
館と相思相愛の構図で3拠点体制に

 まず根本的な理解として、再春館製薬所にとって2012年が皮切りだった店舗事業の自己採点を聞いておかなければならない。

 この点に関し、ショップ展開の滑り出しから係わってきた藤野照子マネージャーは「成功している。指標はお客様数と売上ともども、成功と考えている」と述べ、勢いとノウハウを蓄えて東京へ駆け上がってきた経緯を見て取ることができる。

 同社と京王百貨店の「馴れ初め」は2016年6月だった。多くの百貨店が顧客の囲い込みのために運営している「友の会」には年次の切り替え時期があり、主宰している百貨店に多くのお客がやってくるため商機を生み出すことになる。

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