香栄興業、キノコ由来の水溶性抗酸化物質が美白に有用性

C&T 2017年6月15日号 60ページ

香栄興業、キノコ由来の水溶性抗酸化物質が美白に有用性
 ホホバ油の国内総消費量に占めるシェアが50%超であるなど、植物抽出液を軸にした化粧品原料を製造・販売している香栄興業は、数カ年をかけて研究を重ねてきたキノコ類に多く含まれる抗酸化物質「エルゴチオネイン」をエイジングケアに有用なイチオシ素材に挙げており、水溶性という剤型用途の広さも相まって提案を強化している。

 化粧品原料として世界的な規模で普及しているという「エルゴチオネイン」は、同業他社がマッシュルーム由来や合成品を取り扱っているのを横目に、同社が素材として着目したのは「エルゴチオネイン」を高含有する「タモギタケ」だった。

 模索する過程では「約40種類以上のキノコから厳選した」(技術部)という熱の入れようで取り組んだほか、「タモギタケ」はもともと渓流釣りの愛好家が「北海道と東北で時々見るていどの希少種」(技術部)だったものが、栽培つまり量産が可能になったことが同社の実用化へ背を押した格好となった。

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