ライオン藤重相談役、旭日中綬章を受章

粧業日報 2017年11月10日号 6ページ

カンタンに言うと

  • ライオンの藤重貞慶相談役は、平成29年秋の叙勲において「旭日中綬章」を受章した。
  • 日本石鹸洗剤工業会会長、日本歯磨工業会会長として、ライオンの社長、会長として、業界や事業の健全な発展に貢献した功績が認められた。
ライオン藤重相談役、旭日中綬章を受章
 ライオンの藤重貞慶相談役は、日本石鹸洗剤工業会会長、日本歯磨工業会会長として、ライオンの社長、会長として、業界や事業の健全な発展に貢献した功績が認められ、平成29年秋の叙勲において「旭日中綬章(きょくじつちゅうじゅしょう)」を受章した。

 伝達式・拝謁は11月10日に行われる。

 藤重氏は、2005年~2007年まで日本石鹸洗剤工業会会長を務め、その間、環境保全対策の一環として、容器包装量を減量し、廃棄物量を削減する「自主行動計画」を策定し、積極的に推進した。

 また、2009年~2017年まで日本歯磨工業会会長を務め、口腔衛生啓発活動を通じて「国民の健康づくり」に貢献するとともに、業界規模を毎年拡大させるなど、日用品市場の活性化に尽力した。

 ライオンにおいては、2004年3月~2016年3月まで社長、会長を務め、歯磨・洗剤等の日用品事業に加え、OTC医薬品事業の拡大や機能性健康食品事業への本格参入などを推進し、同社の事業領域を確立するとともに、海外事業展開も積極的に行った。

 藤重氏は受章にあたり、「人々の暮らしに役立つ優良製品の提供を通じて、業界や我が国商工業の発展に微力ながら努めてきたことが認められたものと受け止めております。今回の受章は、お取引先様や関連業界・行政をはじめとする皆様方のご支援の賜物であり、心より深く感謝申し上げます。また、社業発展に多大な努力を重ねてきた社員に対しても謝意と敬意を表します」とコメントしている。
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