リポテック、遺伝子学「エピジェネティクス」に着目した新原料

C&T 2017年6月15日号 56ページ

リポテック、遺伝子学「エピジェネティクス」に着目した新原料
 日本ルーブリゾールのグループ会社・リポテックは、2016年11月に新たなエイジングケア原料の「REPROAGE」を発売した。

 同製品は、遺伝子に関する学問領域である「エピジェネティクス(後成遺伝)」を基に研究が進められ、皮膚の基底細胞の活性を左右するmiRNA-145に着目して、その発現を抑えることで年齢肌のケアを行うという。

 miRNAは、複数の生物学的プロセス(成長、代謝、アポトーシス、老化、幹細胞再生など)に関与する重要な遺伝子調節因子だ。皮膚では、表皮層形成・再生などのプロセスで重要な役割を担っている。

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