コーセー小林社長、2017年上期の経営概況について説明

粧業日報 2017年11月14日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 全セグメント、全地域が前年超え、ハイプレステージが牽引し、売上高は5期連続、営業利益は3期連続で過去最高を更新した。
  • ハイプレステージの売上伸長率は、全体では23.0%増、「コスメデコルテ」が18.0%増、「アルビオン」が10.0%増、「タルト」が79.0%増となっている。
コーセー小林社長、2017年上期の経営概況について説明
全セグメント、全地域が前年超え、
ハイプレステージが牽引

 コーセーは11月1日、記者ミーティングを開催し、小林一俊社長が2017年上期(2017年4~9月)の概況について説明した。

 上期は連結ベースで、売上高が前年同期比15.0%増(為替の影響を除く実質14.8%増)の1446億1500万円、営業利益が25.5%増の234億6700万円、経常利益が36.1%増の239億4000万円、純利益が51.1%増の152億1200万円となり、売上高は5期連続、営業利益は3期連続で過去最高を更新した。

 なお、連結売上高に占める営業利益率は前年同期比1.3P増の16.2%、海外売上高の割合は5.7P増の23.3%(アジア:10.6%、北米:11.7%、その他:1.0%)、EC比率は5%超(上期:約75億円、年間(予想):約150億円)、免税比率は3.5%となっている。

 売上面では、全てのセグメント(化粧品事業:163億円増、コスメタリー事業:24億円増、その他:0.5億円増)、全地域(日本:73億円増、アジア:38億円増、北米:68億円増、その他:10億円増)において前年を上回った。特に、セグメント別では化粧品事業(18.0%増)、地域別では中国(29%増)と韓国(65%増)、北米(66.6%増)が牽引役となった。

 利益面では、メークアップブランドの好調によるプロダクトミックスの影響等により原価率が前年同期比2.8P増の27.2%と上昇したものの、増収効果に加え、販管費の効率的な運用により、営業利益(47億円)、経常利益(63億円)、純利益(51億円)が大幅に増え、いずれも過去最高となった。

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