ベルジュラックジャポン、極小ロット対応は政策の一端

C&T 2017年6月15日号 42ページ

ベルジュラックジャポン、極小ロット対応は政策の一端
 ネールエナメル・ネールケア製品などの受託製造業を展開しているベルジュラックジャポンは、経営方針を「小ロットから大型ロットまで幅広く対応していく」(立山洋社長)と掲げ、競合他社が尻込みしてしまっても不思議ではない、「LOT:500本から」に取り組むことでネール商材に可能性を見出す事業者へ門戸を開いている。

 一つの考え方として、当座は自社の利益やメリットを脇へ置いて「500本でもお客様に喜んでいただける製品を開発する。そうして将来的にしっかりとしたブランドに共に育て上げ、大きな受注につなげていけたらいいと思っている」(立山氏)ことから、まずはソロバン勘定を廃した姿勢で新規取引先と接する機会が少なくない。

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