ボビイブラウン、口紅を原点とするブランドストーリーを発信

C&T 2017年6月15日号 20ページ

ボビイブラウン、口紅を原点とするブランドストーリーを発信
 ボビイブラウンでは全部で9種類のリップ製品を展開し、今春に発売した「アートスティックリキッドリップ」が好スタートを切った。

 リップスティックをルーツとするブランドならではの、リップ製品の販売戦略を平田智子事業部長にうかがった。

ブランドのルーツは10色の口紅
春の新製品で新客を多数獲得

 ――現在の口紅市場をどのように捉えていますか。

 平田 百貨店市場では口紅の売上が伸びており、日本人女性が好きなツヤ感やシアーな仕上がりのものが人気だが、最近はビビッドな発色なものやセミマットな仕上がりも人気が高まっている。

 百貨店の口紅市場は今年の第1四半期(1~3月)に30%以上の成長を遂げており、当社では約50%と市場よりも勢いのある形で伸びている。

 4月以降もそれに近い数字で伸び続けており、この5月でブランド全体で26ケ月連続プラス成長を達成した。ベースアイテムに加えてリップ製品が追い風となっている。

あと85%

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