ベアエッセンシャル、遺伝子から紐解いたベストカラーを提案

C&T 2017年6月15日号 18ページ

ベアエッセンシャル、遺伝子から紐解いたベストカラーを提案
 ベアエッセンシャルでは去る2月8日、4種類・40色のヌードカラーを発売した。グローバルブランドならではの、世界の人々の肌を美しく見せるカラーシェードで予想を上回るペースで売れている。

 GEN=遺伝子(Gene)、年代(Generation)、性別(Gender)から運命の1本を探すリップカラー診断「FIND YOUR NUDO」をブランドサイトにアップし、話題を呼んでいる。

 村上有マーケティングシニアマネージャーにリップアイテムの戦略をたずねた。

世界の肌を見つめてきた成果を
ベストなヌードカラーに込める

 ――口紅の市場動向についてお尋ねします。

 村上 真っ赤なリップなど、ビビットな色を使って自己表現をする一方で、時流のナチュラル、エフォートレス、本物志向などを受け、一生懸命盛るメークでなく肌なじみのよいヌード系カラーも大きなシェアを占め、両極の傾向にある。

 数年前からリップグロスよりもリップスティックのシェアが高くなった。

 高いツヤ感よりはツヤを控えめにした「セミラディアンス」「ナチュラルマット」など、トレンドであるナチュラルルックに溶け込む質感が人気だ。自然なツヤが今の主流であり、香りは好みによって分かれるが、ナチュラルで本質的にいい化粧品を求める流れが強まるほど、合成香料を使ったものより無香料を求める傾向にあるようだ。

 10年ほど前はフレーバーを楽しむ製品が出て若者が好んで使っていたが、今の若い層は地に足がついた堅実な商品選びをする。

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