花王、2017年はちょい足し掃除を提案

週刊粧業 2017年11月27日号 9ページ

花王、2017年はちょい足し掃除を提案
 花王は、大掃除実施者が頭打ちになっている状況下、年末年始の「クリスマス」や「新年」といった文化や行事と結びつけた新たな掃除習慣を提案し続けており、徐々にその成果が表れはじめているという。

 しかし、依然として大掃除の実施率は低迷していることから、世帯者の実態を考慮したうえで、これまでターゲットとしてきた若年子持ち世帯だけでなく、増加する共働き世帯や単身世帯へのアプローチが必須となっている。

 そこで同社は今期、従来の若年主婦世帯に加え、共働き世帯に対して「ちょい足しお掃除」を提案し、手軽さや楽しさで動機づけを行い、大掃除行動の幅を広げていく。

 早期市場の活性化として、11月は従来から啓発している「クリスマスクリーニング」、需要期市場の活性化として12月は「ちょい足し掃除」をテーマに、年末特別掃除の実施を喚起する。

 11月は、新キャラクターに幅広い世代から支持を受けている「名探偵コナン」を起用し、12月17日まで「HAPPYおそうじ! クリスマスクリーニング」を訴求する。

 また、12月18日からの「ちょい足し」では、掃除大好き芸人で知られているロバートの馬場裕之を起用し、キャンペーンを展開する。

 キャンペーンでは、「マジックリン」を中心に、いつもの掃除場所を少し広げるだけで清潔空間になるというコンセプトのもと、家中のニオイや隠れた場所を清潔にする大掃除の活性化を図るとしている。
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