フェースマスク市場、保湿にプラスαの付加価値提案で安定成長へ

C&T 2017年9月15日号 34ページ

フェースマスク市場、保湿にプラスαの付加価値提案で安定成長へ
 フェースマスクは今や、化粧品販売で最大チャネルのドラッグストアでも定番コーナーが展開され、スキンケアカテゴリーの中でも安定的な成長を見せており、今後のさらなる市場拡大が期待されている。

 今特集では、矢野経済研究所の浅井潤司ライフスタイル&ビューティーグループ部長に、フェースマスク市場の最新動向や今後の展望についてインタビューしたほか、「次世代マスク」をテーマに、これまでにない全く新しい特長を持つフェースマスクを展開するメーカー4社を取材した。

免税制度を追い風にしたインバウンド需要と
大容量タイプの内需好調で市場は拡大基調

 ――フェースマスク市場のこれまでの変遷についてお聞かせください。

 浅井 近年のフェースマスク市場は、2010年に美白美容液市場№1シェアを誇る「HAKU」からフェースマスクが投入されたのを機に、そこから再び活性化してきている印象だ。

 その後も2014年10月に化粧品が免税対象となり、日本製フェースマスクに対するインバウンド需要が高まった。さらに国内では1000円前後の大容量タイプを「ながら美容」のデイリーケアアイテムとして取り入れる消費者が増えた。

 このように、市場ではインバウンドと内需双方の取り込みが進み、引き続き拡大基調にある。

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