ライオン、「塗布放置洗浄」の啓発でセミナー開催

粧業日報 2017年12月12日号 2ページ

ライオン、「塗布放置洗浄」の啓発でセミナー開催
 ライオンは12月6日、都内の同社研究開発本部コミュニケーションセンターで「2017お洗濯情報セミナー」を開催した。

 当日は2部構成のプログラムが行われ、第1部のプレゼンテーションでは「最高難度の汚れまで落とす『お洗濯の楽ワザ』」と題し、お洗濯マイスター(ライオン快適生活研究所)の山縣義文氏とファブリックケア研究所の林貴広氏が発表を行った。

 その後、ファブリックケア事業部の廣岡茜氏と安達理恵氏がそれぞれ、2018年2月28日に改良発売する超コンパクト衣料用液体洗剤「トップ スーパーNANOX」(以下、NANOX)と、2018年1月31日に発売する衣料用柔軟仕上剤「ソフラン アロマリッチ」の特長を紹介した。

 衣類に付着する汚れの種類は、「外からつく汚れ」(食べこぼし、泥・土、化粧品、大気中のホコリ・スス・排ガス)と、「身体からつく汚れ」(汗、血液、皮脂、表皮角質)の大きく2つが存在する。このうち、水で落とせる汚れは汗などの約20%に過ぎず、「大半の汚れは洗濯用洗剤を使用しなければ水だけで汚れを落とすことはできない」(山縣氏)という。

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