川辺、新ブランド育成で3期連続増収へ

C&T 2017年9月15日号 22ページ

川辺、新ブランド育成で3期連続増収へ
 川辺では百貨店向けに初のメゾンブランド「ミラーハリス」の投入効果とホールセールにおける積極的な販売活動もあって2017年3月期のフレグランス事業が売上高25億1518万円(前年比1.2%)と堅調に推移した。

 今年2月には銀座に旗艦店のオープンも果たしたている。

 谷口博一フレグランス本部フレグランス部マーケティング課マネージャーに戦略を尋ねた。

強みの直営店は今後も拡大路線
「ミラーハリス」が好調に推移

 販路別では、百貨店とホールセールの売上が増加した。

 「この1年間、『ミラーハリス』のブランド価値と認知度アップに注力し、手応えを感じた。次のステップとして今後は販路を広げる。CIBONE、BOLS・1987といったセレクトショップへの導入も進み、今年もVULCANIZEやCONRAN SHOPなど大型セレクトショップでの取扱いがスタートする」

 全16店舗を展開中の直営店は同社の強みであり、引き続き拡大路線をとる。

 今年は旗艦店として位置付ける高級フレグランスに特化した「プロフミディギンザ(Profvmi di GINZA)」をはじめ、「ジューシィジュエル」の宇都宮ベルモール店、京都マルイ店をオープンした。後半も3店舗を新たに立ち上げる予定だ。

 今年4月より、長期間活躍中のFC(フレグランスコンサルタント)を正社員に登用する制度がスタートし、販売の現場ではモチベーションがさらに高まりつつある。

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