メディティックサロン協会、再生医療との融合でエステの可能性拡大へ

C&T 2017年12月15日号 76ページ

メディティックサロン協会、再生医療との融合でエステの可能性拡大へ
 「iPS細胞」などに代表される再生医療は、世界各国でその研究・実用化が進められ、生活に身近な存在になってきたこともあり、近年はその再生医療の研究成果や技術を化粧品・美容業界にも取り入れようという動きが見られ始めている。

 2017年9月に設立した社団法人メディティックサロン協会もその一つだ。

 名古屋大学発ベンチャーの化粧品会社ドクターアクア代表を務める岡田邦彦氏と、エステサロンを経営するフェリス.ディア代表の石濵美佐子氏が中心となり8年の構想を経て発足した。

不可能を可能にする化粧品を目指し
「ドクターサイボ」ブランド立ち上げ

 社団法人メディティックサロン協会は、「再生医療をもっと身近に」を理念に、再生医療との融合を通じて、従来の美容法では諦めていた「不可能を可能にする」ことにチャレンジしていく協会として設立された。

 再生医療や美容業界に関する情報発信のほか、医療・美容関連のシンポジウム、セミナーの開催などの活動を通じて、エステサロン業界、さらには美容外科業界の活性化に寄与していく考えだ。

 名古屋大学医学部組織工学講座(細胞治療学講座)教官・農学博士でもある岡田会長は、再生医療分野の研究を進める中で肌への美容効果に着目し、化粧品の開発を行っている。

 このほど、協会が推奨する化粧品ブランドとして「Dr.Saibo(ドクターサイボ)」シリーズを立ち上げた。

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