はっぴーとーく樹音、高次元の接客が存続の鍵に

C&T 2017年12月15日号 68ページ

はっぴーとーく樹音、高次元の接客が存続の鍵に
 「はっぴーとーく樹音」は、東急田園都市線沿線の閑静な住宅街が広がる梶が谷駅前に、約40年にわたって店舗を構え、町の顔として地域を盛り上げてきた。

 ドラッグストアや通販の台頭により、現在、多くの専門店が苦境に立たされている中で、同店は確実に顧客ニーズを捉え、今なお成長を続けている。

 2017年10月11日にリニューアルオープンした同店の取り組みについて、店主の東賢太郎氏に話を伺った。

おしゃれマインドが高い女性がターゲット
マスブランドをやめ高次元の接客を提供

 「店を存続することこそ、当店の使命」。

 このように化粧品店に対する思いを抱く東氏は、「脱サラ」して化粧品業界に飛び込んでくる前は婦人服メーカーで働いており、業界知識はゼロからのスタートだった。

 しかし、勉強していくうちに化粧品専門店の奥深さにのめりこみ、1978年12月に現在の場所に同店を構え、さらに同店の3階にエステティックサロン「サロン ド ジュネ」も開業した。以来、約40年にわたり「地域密着型店舗」として愛され、今では梶が谷になくてはならない存在となった。

 同店が目指すのは「おしゃれマインドが高い女性に選ばれるお店」づくりだ。

 梶が谷駅前とはいえ、同店は通りから一歩奥まった場所に店舗があるため、容易には見つけにくい。

 さらに、周辺にはドラッグストアが林立し、すぐ隣の大手チェーン店は、化粧品コーナーだけで同店の6倍の売場面積を持ち、値引き販売を実施しているため、普通の化粧品販売では対抗できない。

あと79%

C&Tの有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > はっぴーとーく樹音、高次元の接客が存続の鍵に

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop