エトワール海渡、働く女性向けの「OLの味方」がヒット

週刊粧業 2018年1月1日号 78ページ

エトワール海渡、働く女性向けの「OLの味方」がヒット
 エトワール海渡は、2011年に働く女性の悩みを解決するインナーブランド「OLの味方」を発売した。同ブランドは、担当者自身のオフィスでの実体験をもとに、「こんな商品があったらいいのに」という思いを形にしている。

 第一弾商品となったデオドラント機能を持つ「消臭インナー」からスタートし、2017年には、アウターまでアイテムを拡大した。

 ブランド認知と拡販を図るべく、2018年は、さらなる提案を強化していく方針だ。

冬こそ気になる汗の悩みに対応
女性社員の意見が開発の端緒に

 デオドラント機能を持ったインナー中心にスタートした同ブランドは、2013年には、みせても着られるインナーに取り組んだ。

 同商品は、胸元が広く開いた形状が多いブラウスを着た際、合わせるインナーがないことに困っていた女性社員の意見などが参考になったといい、ブラウスと一緒に着られるお洒落なインナーとして提案してきた。

 その後、コーディネートがワンパターンになりがちという悩みには、裾をレースやプリーツ状にした「トップス格上げインナー」を提案したり、インナーとセットで着られるアウターも揃えたりと、文字通り「OLの味方」となるブランドへと成長していった。

 こうして、ニッチながら確実に存在するニーズを掘り起こす商品を揃え、じわじわと女性の支持を集めている同ブランドの強化に、2017年より本格的に取り組み始めている。

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