中川装身具工業 中川社長、装身具業界の現状・将来を分析

週刊粧業 2018年1月1日号 75ページ

中川装身具工業 中川社長、装身具業界の現状・将来を分析
 装身具の国内消費はリーマンショック後に落ち込んだものの、徐々に回復基調にある。市場ではアメリカンピアスやロングネックレスなど存在感のある商材が人気だ。しかし、全盛期の様相にはまだほど遠い感がある。

 今年が業界にとって飛躍の年になるよう、起爆剤が求められている。

売場減少で貴金属へシフト
後継者不足による廃業も

 総務省がとりまとめた家計調査をみても、化粧品の主要アイテムの支出額が安定しているのに対し、装身具は上下変動を繰り返している。化粧品よりも必須度が低く、個人差があるため景気に左右されやすいのが現状だ。

 装身具やジュエリーのチェーンやパーツなどのメーカーである中川装身具工業の中川繁樹社長は、装身具市場について次のように分析する。

 「私が東京装身具工業協同組合の理事長に就任した当時(2003年)に比べると組合企業は10社近く減った。後継者がいなくてやむなく廃業したケースもある。アクセサリーの売場が減っていることから、貴金属にビジネスをシフトする企業が目立ってきた」

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