プラネット、情報活用を推進する「流通イノベーション」を展開

週刊粧業 2018年1月1日号 70ページ

プラネット、情報活用を推進する「流通イノベーション」を展開
 昨年の日用品・化粧品の市場は、低価格品、中高価格品ともに需要があり、全般的に好調であったと思います。一方、拡大を続けるネット販売については、宅配荷物の増加に比例して、再配達も増加したことにより、宅配事業者の経営環境、労働環境が悪化していることが社会問題となり、サービスの見直しや宅配送料の値上げにつながりました。

 生活者は便利な宅配には必要以上の流通コストがかかっていたことに気が付きました。これにより誰かを犠牲にして成り立っていたネット販売での「送料無料」の時代は終わり、近くの店から商品の配送を代行するサービスを利用するなどして、流通の最適化を考える時代に移っていくと考えます。

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