東洋新薬、総合受託企業としてトップ目指す

週刊粧業 2018年1月1日号 54ページ

東洋新薬、総合受託企業としてトップ目指す
 「三相乳化」や「医薬部外品」を軸に、化粧品・健康食品のOEM・ODMを「ODEM」として展開している東洋新薬は、三相乳化を応用した製品の引き合いが17年も続き、化粧品受託メーカーとしての認知が拡大している。

 高垣欣也専務取締役と化粧品製造推進本部東京分室/設計品質保証部マネージャーの振吉英一副部長に話を伺った。

 ――2017年の成果について伺います。

 振吉 当社が注力している「三相乳化」を活用した製品の引き合いが続いており、特に日やけ止めや最近技術特許を取得したクレンジングが好調だった。

 三相乳化による製剤数や種類が増えたため、それらを使用感や製品特徴ごとに整理し、当社の強みの確認を行った。結果的に提案のバリエーションの拡大につながっている。

 ――2018年の重点施策について教えてください。

 高垣 これまで蓄積してきた技術や研究開発力を活かし、独自性や付加価値を高めるための応用力、提案力を伸ばしていきたい。

 健食も合わせ、当社全体として受託製造業界で№1になるために、各部署で中・長期的な計画を立て実行している最中だ。

 これまで「ODEM」という形でOEM・ODM両方とも対応できることを掲げているが、最近はOEMでの依頼も増え、認知が徐々に広がってきた。

 高品質の製品をできるだけリーズナブルに提供する生産体制なども整えていきたいと考えている。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 東洋新薬、総合受託企業としてトップ目指す

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop