日本香堂、香りの伝統文化を核に商品やサービスを提供

週刊粧業 2018年1月1日号 43ページ

日本香堂、香りの伝統文化を核に商品やサービスを提供
 ご葬儀に対する考え方やお墓の継承、お仏壇の保有、お寺との関係などは、しきたりとしての意識が薄れ、ご供養についても身近な故人への追想に重きが置かれるなど生活者の供養観も多様化が進んでいます。

 こうした転換期に仏事としてのお盆、お彼岸といった行事は大変重要ですが、一方では、市場を牽引する活性化策も大切なこととして取り組んでいます。「喪中見舞い」につきましては、10年間にわたり啓蒙活動を行い、消費者の認知率も過半に至り、一つの供養習慣に定着したものと認識しています。

 また、「母の日参り」については、異業種コラボレーションも進化し、ご供養に関わる方々だけでなく、花卉業界や和菓子の業界なども賛同していただき情報発信力も質・量共に格段に高まっていると思います。

 こういった市場活性化策に加え、お線香については、主力ブランドの「毎日香」のリニューアルやグリーフケアをテーマにした「やさしい時間」のライン拡張、また、身近な故人をご供養するための「祈りの手箱」シリーズの販売強化やペットのご供養の為のお線香「ハートフルメモリー」の発売など、生活者の課題解決を目指した商品やサービスのご提案に取り組んできました。

 そして、お香など香り商品につきましては、弊社が受け継いだ香りの伝統文化を核として、現代的なライフスタイルや健康志向などにお応えできる商品やサービスのご提案を行ってきました。

 本年も供養文化と香り文化の創造を使命に、業界発展に貢献していきます。
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