西日本化粧品工業会、世界に誇れる「日本の化粧品品質」をより一層浸透させる

週刊粧業 2018年1月1日号 19ページ

西日本化粧品工業会、世界に誇れる「日本の化粧品品質」をより一層浸透させる
 昨年、産業界では、「あの企業が」と誰もが思う企業の経営危機や品質問題の発覚など、企業倫理の欠如にともなう「安全・安心」が大きく問われる不祥事が相次いでは発生しており、日本ブランドに傷がつかないように祈るばかりです。我が業界におきましてもこの問題を対岸の火事とすることなく、健全な発展に努めていきたいと考えています。

 経済面では、日経平均株価が2万円台を回復し堅調に推移しています。内閣府が11月に発表した景気動向指数による景気の基調判断は12カ月連続で「改善を示している」としています。これにより、2012年12月から続いているとされる景気回復局面が「いざなぎ景気」を超え、戦後2番目の長さとなることが確実となりました。

 一方、厚生労働省が発表した9月の勤労統計調査によりますと物価変動の影響を除いた「実質賃金」は前年同月比0.1%減少で、4カ月連続のマイナスとなっており、まだまだ景気の上向きは実感できない状況が続いています。

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