日本歯磨工業会、歯と口の健康を通じて国民の健康づくりに貢献

週刊粧業 2018年1月1日号 17ページ

日本歯磨工業会、歯と口の健康を通じて国民の健康づくりに貢献
 歯磨剤市場は堅調に推移しており、10年連続で前年を上回りました。平成28年度は前年比107%で過去最高の1307億円の出荷金額を記録し、特に液体歯磨や洗口液は111%の伸長がありました。平成29年度の上期も継続した成長を遂げています。その他カテゴリーを含むオーラルケア市場全体も活発な状況が続いています。

 この背景には、いつまでも健康で美しく年齢を重ねていきたいという強いニーズのもと、全身健康に深く関わるオーラルケアの重要性の認識がますます高まってきたことにより、将来の自分や家族の健康に対する身近な投資として、お口の状態やライフステージごとのニーズに合ったオーラルケア製品を選ぶという意識が高まってきたことがあると考えられます。

 さて、2016年の日本人の平均寿命を見ると男性が80.9歳、女性は87.1歳と、いずれも過去最高を更新し、日本は世界トップクラスの長寿国となっています。

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