恵比寿三越、編集平場に旬のブランドを多数集積

週刊粧業 2018年1月15日号 5ページ

恵比寿三越、編集平場に旬のブランドを多数集積
 恵比寿三越では2017年9月1日、6つのブランドブティックと約40ブランドを扱う自主編集コーナーからなる化粧品売場をオープンした。

 11月1日にはフレグランスやビューティサロンの売場も加わり、大人の女性がゆっくりと時間をかけて美しさを探求できるゾーンとして話題を集めている。

 吉野あや三越恵比寿店ファッション1セールスマネージャーに化粧品売場の戦略を尋ねた。

昨秋に化粧品売場拡充
顧客づくりにつなげる

 JR・東京メトロ恵比寿駅からスカイウォークで徒歩5分にある同店は1~3キロ圏内を商圏とし、主に渋谷区、目黒区在住者や恵比寿ガーデンプレイスのオフィスワーカーなどの来店が目立つ。

 化粧品売場は35歳以上の女性が8割以上を占め、ターゲット層とほぼ重なる。昨年8月末までは「資生堂」と「マークスアンドウェブ」のみの展開と、化粧品の取扱いがほとんどなかった。

 「当店は1994年にグランドオープンし、2008年に食料品売場をリモデルしたが、それ以外は大きな改装をしてこなかった。当店の8割以上のお客様が新宿店、銀座店、日本橋店で買い回りをされている。恵比寿のお客様が上質な日常を過ごしてもらえるために使っていただけるお店になるには、化粧品売場をもっと充実させた方がよいと考えた。化粧品は消耗品なので定期的に買っていただける、顧客づくりにつながるアイテムでもある。そこで第1期として化粧品売場を含む1階の改装を行った」

 化粧品売場では約40~50ブランドを取り扱い、フレグランスや化粧品といった1階のビューティ領域の売場は約682㎡に及ぶ。

 編集平場であるエビススタイルビューティセレクト、6つのブランドショップ(クレ・ド・ポーボーテ、ジュリーク、ディオール、ドゥ・ラ・メール、ポーラ、ラ・プレリー)を9月1日に、11月1日にトータルビューティサロンukaとアンティアンティ&マコットパルファム、サロンデパルファム、ジョーマローンロンドンをオープンしてビューティ領域を広げた。

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