日本訪問販売協会、新年賀詞交換会で成長持続の意志共有

粧業日報 2018年1月23日号 3ページ

日本訪問販売協会、新年賀詞交換会で成長持続の意志共有
  日本訪問販売協会は1月12日、「平成30年新年賀詞交換会」を開催し、会場に参集したダイレクトセリングに打ち込む事業者同士が横のつながりを強化した。

 皮切りに挨拶を行ったのは、同協会の鈴木弘樹会長(ポーラ上席顧問)。落ち着き払った調子で登壇すると、まずは足元の経済状勢に触れ、「2017年は57カ月連続の景気回復や、平均株価が26年ぶりの高値をつけるなど、大変明るいニュースがあった」と新春らしい華やいだ話題で会場のムードを高めた。

 一方で、そうした上辺の状勢は末端に照らした場合に「景気の押し上げ要因は外需で、内需の脆弱な感じは変わっていない。私たちの経済は楽観できるものではない。内需の拡大にも期待したいところだ」と述べ、鈴木会長は年始から景気の実態を直視した論調で現状把握を忘れなかった。

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