メディカルラボ、ユニバイオ社の植物由来EGFを紹介

週刊粧業 2018年1月22日号 11ページ

メディカルラボ、ユニバイオ社の植物由来EGFを紹介
 メディカルラボでは2回目の出展となる。

 「弊社を知っていただくことと、フリーズドライ化粧品を世に広めたいという想いから昨年初めて出展したが、ご興味をいただいたお客様が多かったので今年も出展する。昨年はフリーズドライ化粧品にスポットを当てすぎてしまったので、今年はそれ以外にも新しい原料や面白い素材も展示し、それを使った商品サンプルも多数用意する」(小林由友子企画開発部部長)

 化粧品原料のメインとなるのは昨年9月から正式に販売を開始したユニバイオ社の「植物由来EGF-Uni+」(以下、Uni+)だ。海外にはオオムギ由来のEGFがあるものの、遺伝子組み換えを行っている。

 「Uni+」は原料となるナス科の植物(ニコチアナベンタミンアナ、写真)の遺伝子組み換えを行っていない、世界初の植物由来EGFであるという。



 「試した葉の中でたんぱく質を最も多く抽出できた。この葉にEGFの遺伝子情報を挿入する。大腸菌由来のEGFは不活性EGFがほとんどで、活性型EGFは5~20%程度だが、Uni+は95~98%を活性型EGFが占め、安定している。力価が高く、細胞増殖因子としてターンオーバーを正常化し、細胞を活性化させてエイジングケアにつなげる」(小林氏)

 「国産」「高純度」「アニマフリー」のUni+はイメージがよく、商品のブランド力も高まる。

 「海外でも植物由来EGFの認知度が上がっており、メード・イン・ジャパンのEGFの引き合いが増えていくのではないか。展示会ではユニバイオ社の研究員も2日間ブースに立って説明にあたる。Uni+を配合したスキンケアも展示する」(山川友弘社長)

 OEMでは、フリーズドライ(凍結真空乾燥)した「リジェハイブリッド美容液」(写真)をはじめ、常温の美容液、スポイト容器に入れた美容液、化粧水、美白クリームなどを展示する。ダイヤカットを施したキャップがついた新しい容器も用意する。

 中でも興味深いのは「マジカルリムーバー」だ。天然水100%のアルカリイオン水で、クレンジング後に使用すると肌に負担をかけず毛穴につまった皮脂を溶かして引き締める。飲料と同等の水質試験をクリアし、誤飲しても安心だ。

 「OEMでは協力工場をコーディネートし、剤型別にベストな工場で商品を製造する。アウトソーシングでも自社工場と遜色ない価格で対応できる」(山川氏)

 共同出展するシールドラボではサラシア属植物エキス末を紹介する。インドからチップの状態で輸入し、日本で加工してエキス末化しているが、今後はインドでエキス末化までしたものも輸入する予定だ。
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