ライオン・濱社長、マスコミ各社を前に今後の方向性示す

粧業日報 2018年1月31日号 3ページ

ライオン・濱社長、マスコミ各社を前に今後の方向性示す
 ライオンは1月24日、「2018年オールマスコミライオン会」を開催し、全国各地から約900名のマスコミ関係者が詰め掛けた。

 同社では、2012年に濱逸夫氏が社長に就任して以来、経営ビジョン「Vision2020」の実現に向け、様々なアクションを重ねてきた。

 国内事業においては、環境変化を先取りし、「R&D機能の強化」「生産体制の増強」を実行し、利益成長の加速に挑戦してきた。また、海外事業においても「海外関係会社の再編」を行いつつ、利益ある2ケタ成長の実現に挑戦してきた。さらに、新しい収益事業を早期に確立すべく、全社一丸となって取り組んできた。

 2017年度は、高付加価値品の販売・育成の継続強化に取り組み、「クリニカKid's ハブラシ」「NONIO」において共感性の高いマーケティング施策にチャレンジするなど、「商品ブランドの継続的な強化」においても進展がみられた。

 その結果、売上高・営業利益については2014年度以降、4期連続で過去最高を更新し続けている。「Vision2020」スタート前の2011年度との比較では、売上高が24%増の4050億円、営業利益が2.4倍の270億円となる見込みだ。

 冒頭の挨拶で濱社長は、同社が目指す姿を「変化に敏感で、常に新しい顧客体験価値を提供し続ける」というスローガンで端的に表現しつつ、今後の方向性について「変化をリスクと捉えず最大のチャンスと捉え、新しいマーケットの創造に取り組む。これにより、最も信頼され、頼りにされるものづくりメーカーを目指す」と語った。
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