2016年度通販化粧品市場は3712億円|TPCマーケティングリサーチ調査

粧業日報 2018年2月2日号 3ページ

2016年度通販化粧品市場は3712億円|TPCマーケティングリサーチ調査
 TPCマーケティングリサーチは、2017年9~12月にかけて、通販化粧品市場について調査を実施し、その結果を発表した。

 2016年度の通販化粧品市場は、前年度比4.8%増の3712億円となった。

 出荷統計でみると、2010年度以降は市場全体の成長率の差は徐々に縮小していたものの、2015年には大きく伸長している。

 要因としては、ファンケルやアテニアなどの大手企業がリブランディングによって回復したことが挙げられる。これらの企業は、明確なコンセプトを前面に出した広告展開でブランドへの認知度を拡大させ、新規獲得へとつながっている。

 このほか、I-neやアイム、ランクアップ、協和、サントリーウェルネスなどが、SNSやアプリなどWebを活用したプロモーションにより、売上を大きく伸ばしている。

 また、分野別でみると、従来はスキンケアが中心となっていたが、ヘアケア市場の売上も拡大傾向にある。これは、I-neが売上を大きく伸ばしていることなどが背景にある。近年は、新規参入する企業も増えており、今後さらに拡大するとみられる。

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