ブルーベル・ジャパン、ミッションは若年ユーザーの育成

週刊粧業 2018年2月19日号 8ページ

ブルーベル・ジャパン、ミッションは若年ユーザーの育成
 ブルーベル・ジャパンでは昨年、百貨店で過去最高の売上を達成した。

 「大型新製品の立ち上がりが重ならないよう工夫し、それぞれを最大化することができた。香水を愛用する20代が増え、売上に大きく寄与した。また、百貨店の紳士売場でも香水の売上が伸びている」(柳沢奈保香水・化粧品事業本部ジェネラル・マネージャー)

 新作では「グッチブルーム」「ミュウミュウローブルー」「ティファニー」がヒットし、一昨年発売した「ブルガリローズゴルデア」も根強い人気だ。メゾンフレグランスでは特に「ペンハリガン」が大きく伸長した。

 今春は、「ミュウミュウローロゼ」、「グッチギルティアブソリュート」が好スタートを切った。5月を目途に新ブランドを導入する予定だ。

 現在、全国レベルの小売チェーンで香水をより素敵にみせる売場づくりに取り組んでいる。流通別売上分析により小売店の販売をサポートし、販促活動を強化していく。

 直営店「プチジャルダンデパルファム」では、「パフュームガチャ」を機に売上が伸び続け、今後出店を検討する。4月にラトリエデパルファムのe―ショップとしてeコマースがスタートする。

 「店頭のエンターテイメント型イベントとデジタルイベントを両軸で展開して連動させる。香水がライフスタイルアイテムとして確立しないと市場が拡大しないので、若いユーザーの育成が今後のミッションとなる。香水の第一人者として、啓蒙活動を続け、香水の愛好者と利用頻度を上げてマーケットを広げていきたい」(柳沢氏)
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