ロッテ免税店銀座、ニーズを踏まえ日本ブランドを強化

週刊粧業 2018年3月5日号 7ページ

ロッテ免税店銀座、ニーズを踏まえ日本ブランドを強化
 東急プラザ銀座にロッテ免税店銀座が誕生したのは2016年3月31日のこと。まもなくオープンから2年を迎える中、訪日外国人旅行者の数は増加の一途をたどり、同店の化粧売場も活気づいている。

 顧客ニーズに対応して日本ブランドを充実させるとともに、来店を促すキャンペーンを積極的に展開している。

 銀座店総支配人の長谷川哲也氏に、化粧品売場の現況や施策を伺った。

ゆっくり過ごせる市中免税店
イベントで競合店と差別化も

 ロッテ免税店では、1980年に明洞本店をオープンしたのを皮切りに韓国国内で9店舗を展開し、2012年にジャカルタスカルノ・ハッタ空港店、翌年にジャカルタ市内店、グアム空港店、2014年に関西空港エージェンシーとの共同運営による関西空港店、2016年に銀座店、2017年にダナン空港店とバンコク市内店をオープンし、海外出店を進めてきた。

 銀座店の広さは4420㎡で、化粧品売場は東急プラザ銀座9階のおよそ8割のスペースを占める。

 銀座に市中免税店を構えた狙いについて長谷川氏は、「空港免税店では出国前の限られた時間の中でお買い物をしなくてはならない。市中免税店ならお客様のご都合のいい時に、好きなだけ商品をご覧になってお買い物をしていただけるという業態的なメリットがある。また、銀座は訪日外国人旅行者の観光スポットとして国内外から多くのお客様が集うので、立地を活かした展開も強みになると考えた。数寄屋橋交差点にある空港型市中免税店である」と語る。

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