牛乳石鹸、発売90周年「赤箱」で石けんの価値向上はかる

粧業日報 2018年3月20日号 4ページ

牛乳石鹸、発売90周年「赤箱」で石けんの価値向上はかる
 かつて年間300億円を超える市場だった浴用固形石けんカテゴリーは、液体ボディソープの台頭にともない縮小傾向が続いている。

 日本石鹸洗剤工業会HPの製品販売統計によれば、2005年に300億円を下回り、2016年は約230億円。2017年は1~9月までで前年同期比1%減の約170億円となっている。

 2000年代後半には高単価な洗顔石鹸が消費者に人気を集め、洗顔用での市場再興の兆しも見られたが、11年に小麦加水分解物含有石けんによるアレルギー症状発症という事態が発生し、再び逆風となった。

 市場の下げ止まりが見えない状況に、固形石けんのリーディングカンパニーである牛乳石鹸共進社は、2018年に発売90周年を迎える「カウブランド赤箱」を軸に、固形石けんの価値向上に向けた取り組みを強化していく。

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