本州印刷、新工場竣工で生産能力が1.5倍に

週刊粧業 2018年3月26日号 11ページ

本州印刷、新工場竣工で生産能力が1.5倍に
 半世紀以上にわたり化粧品・健康食品のパッケージ製造を行ってきた本州印刷は、パッケージデザインを手掛けるグループ会社(ノアプランニング)と連携し、製造からクリエイティブまで一貫した「お客様目線のワンストップソリューション」(陣野公司社長)に強みを持つ。

 陣野社長は、前期(2017年12月期)の売上について、「当社が何か目新しい施策をしたわけではなく、店販品を中心とした既存のお客様のご活躍によるお陰で、売上高は前期比20%増で推移した」と明かす。

 今期の受注状況は「休日返上でフル稼働の生産体制が続き、売上ベースで1月は前年同月比で1.5倍、2月は1.3倍で推移している」という。



 今期(18年12月期)は前期に引き続き、海外で商品を展開している企業を中心に不正流通を防止する特殊なパッケージ加工・システムの提案に注力していく。

 今年6月には、前期に本州印刷の傘下となったラベルシール製造2社の工場を集約した新工場が大阪本社から程近い場所で稼働する。さらに、10月には同工場で最新設備を導入した本州印刷の第二工場が併設され、生産能力は従来比で約1.5倍に高まる見込みだ。

 「前期は既存のお客様に感謝する1年だった。今期はお客様にそうした想いを少しでも形として還元できるよう、生産ラインの拡充で納期対応を改善していき、売上高15%増を目指していきたい」(陣野社長)
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