スキンケアのアイテム別市場規模を調査|TPCマーケティングリサーチ

粧業日報 2018年4月13日号 3ページ

スキンケアのアイテム別市場規模を調査|TPCマーケティングリサーチ
 TPCマーケティングリサーチは、2018年1月~3月にかけて、スキンケアのアイテム別市場規模について調査を実施し、その結果を発表した。

 2016年度の化粧品市場規模は、前年度比2.1%増の2兆3388億円となった。各社は、インバウンド需要の落ち着きを背景に、国内顧客へのアプローチを強化することで売上を伸ばしている。

 分野別にみると、今回対象としたスキンケア市場(クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、美容液、クリーム(ジェル・ゲル)、シートマスク)規模は、シートマスクやオールインワンタイプのクリーム(ジェル・ゲル)などが大きく伸長し、2.4%増の1兆799億円となった。

 2017年度のスキンケア市場規模は、2.3%増の1兆1044億円となる見込みだ。ポーラと資生堂が、消費者の肌悩みの上位であるシワの改善を謳った美容液やクリームを発売、同商品の売上が好調であることから、両社が市場拡大に大きく貢献する見通しとなっている。

 また近年は、世界中で大気汚染が問題視されていることを受け、大気汚染が肌に与える影響に各社が着目していることから、今後は大気汚染から肌を守るアンチポリューションを謳う商品が増える見通しとなっている。

 このほか、ソフィーナiPなどのヒット以降、肌の状態を整えることを重視した「肌の土台づくり」を訴求したブランドが増加しており、今後は美容液に加えて洗顔料などの他のアイテムにおいても、こうした訴求の広がりが予想される。

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