ポーラ・オルビスHD、伝統工芸の活性化に向け新事業を始動

粧業日報 2018年4月16日号 1ページ

ポーラ・オルビスHD、伝統工芸の活性化に向け新事業を始動
 ポーラ・オルビスホールディングスでは、2016年11月に社内ベンチャー制度の公募を開始した。

 国内外から50件を超える応募の中で書類審査、事業化計画プレゼンテーション、事業計画作成プロジェクトの期間を経て、2018年より新たに2事業(女性起業家特化コーポレートベンチャーキャピタル事業・伝統工芸と企業のコーディネート事業)がスタートしている。

 伝統工芸と企業をコーディネートする新事業の具体的な概要について、提案者の神倉諒氏に話を伺った。

 ――伝統工芸と企業のコーディネートを考案するきっかけとなったことは何でしょうか。

 神倉 元々は私自身が職人の作った名刺入れに惚れ込み、そこから職人の世界を調べていくうちに日本には様々な伝統工芸があることに気づいた。

 こうした素晴らしい職人の技とプロダクトを多くの人へ広めていきたいと思ったタイミングで、ちょうど社内ベンチャー制度の募集があった。

 そこで、ポーラ・オルビスグループがこれまで取り組んできた文化芸術支援のリソースを活用したビジネスを展開すれば、将来的に素晴らしいものに成り得ると考え、伝統工芸と企業のコーディネート事業を提案した。

 ポーラ・オルビスグループでは、美を追究する会社として「人は内面の美しさが大切、いかに外面が美麗であっても、内面美がなければその価値はない」という考えがある。内面美を支えるのは教養・文化・芸術であるというグループの理念に新事業は非常にマッチしている。

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