ホルスグループ、原料と製造業の両輪で取引先に貢献

訪販ジャーナル 2018年4月16日号 4ページ

ホルスグループ、原料と製造業の両輪で取引先に貢献
 原料メーカーのホルスが中核にあるホルスグループは、受託製造に加え卸と直販に対応する日本天然物研究所が両論となって客先に貢献している。

 そこへ通販のブラン製薬が加わってグループ経営に厚みが増している。全社の社長を務める三井幸雄氏に陣容を聞いた。

 ――原料の製造・販売から製品OEMを行い、さらにはBtoCまで展開している体系は異彩の存在感といえます。

 三井 当グループは、原料会社ホルスに加えて化粧品会社の日本天然物研究所を擁し、さらにメーカーのグラン製薬がある。 言い換えたら、3本の足で立っているグループ会社といえる。

 天然物研は自社ブランドで高級ライン「ラメンテ」の製造・販売を行っている。15年前から展開している「ラメンテ」はロシアやシンガポールなどへ海外卸を行っているため、普及価格帯へは踏み込めないでいた。

 そこで、ブラン製薬が割って入ることで中~低価格ゾーンにも対応できることとなり、同社は通販も展開しているためレスポンス広告の露出が卸先への側面支援にもつながっている。

 実際、販売先のスギ薬局さまやZAG ZAGさまではブラン製薬のアイテムをヒット商品に押し上げていただいている。

 また、通販のナチュラルガーデンさまでは、「白酵プラセンタ原液」を累計販売個数で200万本を超える売れ筋に育成していただくことができた。

 ――そうした背景では、貴グループの開発体制が客先の利益増大に貢献できていますか。

 三井 原料と製造の会社が、1つの輪を形成している点は大きい。

 テレビ通販大手ショップチャンネルさまでおさめた成功例「PCC プレミアムエッセンスFⅡ」を挙げると、まずは馬由来プラセンタで大きな購買層を獲得していただき、これを発酵によってさらに満足度を引き上げ、次いで羊膜を加えることでロイヤル顧客化することができた。
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