ライオン、「デントヘルス」オーラルケアセミナーを開催

粧業日報 2018年4月27日号 4ページ

ライオン、「デントヘルス」オーラルケアセミナーを開催
 ライオンは4月17日、「デントヘルス」オーラルケアセミナーを開催した。

 セミナーでは、みかみ歯科・矯正歯科医院の三上格歯学博士が「義歯の洗浄と除菌の必要性について デンチャープラークコントロールの勧め」をテーマに講演した後、橋本みづきオーラルケア事業部ブランドマネージャーが「デントヘルス」新製品について紹介した。

 近年、生活者の口腔衛生意識が高まり、80歳で20本以上の自分の歯を維持している人は2005年の25%から2016年には51%に増加している一方、50~54歳の平均喪失歯が部分入れ歯の装着ラインである2本を超え、年齢を重ねるごとに増える傾向にあり、50~70代では部分入れ歯装着率が全体の33%となっている。(厚生労働省、2016年歯科疾患実態調査)

 部分入れ歯を装着すると、唾液による自浄作用が働きにくく口腔・唾液・咽頭の微生物が増加し、歯垢(プラーク)や義歯につく歯垢(デンチャープラーク)が発生する。また、義歯に歯垢がつくと、時間経過とともに病原性が高くなり、カビの一種であるカンジダが発生する。さらに、義歯についた歯垢は、消化器官感染や誤嚥性肺炎など全身疾患にも影響するため、義歯装着者には、義歯についた歯垢をしっかりと除菌する「デンチャープラークコントロール」を啓蒙することが重要だ。

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