マンダム、2018年3月期は増収増益

粧業日報 2018年5月16日号 2ページ

マンダム、2018年3月期は増収増益
 マンダムの2018年3月期は、日本・インドネシア・海外その他の全エリアで前年実績を上回り、売上高が前期比5.2%増(計画比101.7%)の813億8600万円、営業利益が11.0%増(同105.7%)の84億5700万円、経常利益が13.2%増(同109.0%)の92億6400万円、当期純利益が9.4%増(同108.7%)の60億8600万円で増収増益となった。

 売上高は8期連続、営業・経常利益も2期連続で過去最高を更新した。

 5月9日に開催された決算説明会で亀田泰明取締役・専務執行役員は、「創業100周年を迎える2027年に向け、当社が描く夢を『ビジョン2027』として掲げて取り組んだ初年度は、売上・利益ともに計画比を上回って推移することができた」と業績に及第点をつけた。また、18年3月期から中期3カ年経営計画も同時にスタートしたことに触れ、「この3カ年はビジョン2027の達成に向けた基盤整備の期間に位置づけている。この1年は連結子会社を含めた全社員を対象に新たな理念・ビジョンの理解浸透のための教育にも力を注いだ」と理念教育の推進を大きな成果の1つに位置づけた。

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