♯0107 PLAZA(オトナプラザ)、初年度は順調な船出

週刊粧業 2018年5月14日号 7ページ

♯0107 PLAZA(オトナプラザ)、初年度は順調な船出
 「PLAZA」や「MINiPLA」など、全国134拠点で生活雑貨店を展開しているスタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイルカンパニー(以下、プラザスタイルカンパニー)は2017年4月、東京銀座の新名所として開業した「GINZA SIX」に新業態店舗「♯0107 PLAZA(オトナプラザ)」を開店し、呼称の通り既存店よりも年代が上の客層開拓に乗り出していた。

 以降、春夏秋冬が一巡して12カ月の営業期間が過ぎたとなれば、有力小売業が銀座に問うた新コンセプトの成果が気に掛かる。「オトナプラザ」1号店が4階フロアで得た感触と、今後への進路について紹介する。

「GINZA SIX」の好況受け
新業態の初年度は目標をクリア

 プラザスタイルカンパニーが「GINZA SIX」で踏み出した新しい一歩を知る前に、開店当時大いに話題となった館の集客力や売上規模を押さえておきたい。

 GINZA SIXリテールマネジメントは初年度実績に関し、開業1周年が目前だった4月3日時点で年間来館者数が約2000万人に達するほか、売上が約600億円になると発表していた。

 また、来館者の内訳は年齢層でいうと20~60代と幅広く、男女比はほぼ同率だったほか、海外からの富裕層も含め、「広域からのリピート客が増えている」(リテールマネジメント社)ことを特長に挙げていた。

 さらに、同社はGINZA SIXが当地に与えた好影響の一端として、銀座駅から定期を利用しない乗車人数が開業後に1日あたり約7400人増加したと発表している。

 こうして館に降り注いだ好況を受け、島村裕彦店長は「オトナプラザ」の開店初年度に関し順調に目標をクリアしたと述べ、目論見に添った初年度だったことを明らかにした。

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