フルーツルーツ、店販とエステの融合を目指した実力派エステサロン

週刊粧業 2018年5月21日号 7ページ

フルーツルーツ、店販とエステの融合を目指した実力派エステサロン
 通常のエステティックサロンは、ビルの中に入っていたり、外から店の中が見えにくくなっていることが多いだろう。

 榎戸淳一氏が経営するオーガニックエステティックサロン「フルーツルーツ」は、店の入り口側に店販ゾーン、奥側にエステゾーンを配置し、道すがら入りやすい作りとなっている。

 現在、店販品の提案強化により業績拡大を図っているエステ業界において、同店は2010年の開店当時からオリジナルコスメ・インナーケアブランド「フルーツルーツ」を主軸にエステティックと店販を行い、エステと店販を融合した店づくりに成功している。

技術力・応対力の研鑚に努め
「エスグラ」で全国1位を獲得

 エステティックサロン「フルーツルーツ」は、学芸大学駅から徒歩5分ほどの、大通りに面した場所に位置する。

 船井総合研究所でエステティックの経営コンサルタントとして活躍した榎戸淳一氏が代表を務める「ES―ROOTS」の旗艦店として、これまで様々な戦略を打ち出してきた。

 オープン以来、技術力や応対力の研鑚に努めてきた成果として、榎戸氏が発起人の1人となり理事長も務めた「エステティックグランプリ(エスグラ)」において、第2回開催時にモデルサロンプレゼン部門全国1位、フェイシャル技術部門全国1位、顧客満足部門関東1位を獲得している。

 入口を入ると、真っ先にドライフルーツなどのインナーケアアイテムが目に入る。一見すると、自然派食品のセレクトショップのようにも見え、気軽に入りやすい雰囲気を演出している。

 「エステサロンは目的がないと入りづらいと感じている方も多く、真っ先に見える場所にインナーケアアイテムを揃えることで、エステサロンとは思わず、何気なく入店される方が増えている」(榎戸淳一氏)

 そうして来店した人の中には、エステサロンだと知らない人もおり、物販目的での来店がエステの集客につながることもあるという。

 オーガニックコスメはもちろん、インナーケアアイテムもオリジナルブランド「フルーツルーツ」の名称で展開している。

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