サイエンスコスメ、「科学の力」で新分野拓き活況へ

粧業日報 2018年5月29日号 1ページ

サイエンスコスメ、「科学の力」で新分野拓き活況へ
 化粧品市場では、医学・製薬分野で注目されている科学的知見や技術を活用して開発されたスキンケア化粧品が「サイエンスコスメ」としてカテゴライズされ、ますますその存在感を高めている。

 メーカー各社は、長年にわたりシミやシワといった肌悩みの研究を進めており、そこで得られた新たな発見がサイエンスコスメの開発につながっている。

 現在、市場では「ナノカプセル技術」をはじめ、「幹細胞」「遺伝子」「ホルモン」「免疫」などに着目したアイテムが投入され、これらのキーワードが一般消費者の興味や関心を引くことにも一役買っている。

 化粧品とサイエンスの領域が結びつきを強くしたのは、化粧品の処方の成り立ちや原料の有効性などの研究が注目され、その研究成果を利用した化粧品が台頭してきた1970年代前半頃からとみられている。

 80年代には「バイオテクノロジー」を活用した化粧品の開発が進められ、生物や生命現象を研究する「バイオサイエンス」の共有化が進んだ。これがサイエンスコスメの系譜になっているという。

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