化粧品メーカーに聞くミレニアル世代向けマーケティング戦略

C&T 2018年3月15日号 32ページ

化粧品メーカーに聞くミレニアル世代向けマーケティング戦略
 「ミレニアル世代」の定義は企業によって様々だが、一般的には2000年代に成人、もしくは社会人になる1980年代後半~90年代生まれの20~30代の世代を指す。全世界で29歳以下の人口が総人口に占める割合は52.4%に達し、日本の27.9%の倍近い値になっている(国連世界観光機関発表)。

 この世代は「デジタルネイティブ世代」とも呼ばれ、デジタル社会に適応した新しい価値観を持ち、発信力に優れていることから今後の消費行動を変える存在として注目を集めている。

よいものは価格を問わず買い、コト体験を重視
自分ゴト化の延長線上に「共感」が生まれる

 同世代は、SNSが生活の一部として浸透し、それらを使いこなして自ら情報収集・発信をすることに意欲的な一方で、常に第三者の目を意識しており、「集団から外れること」を極端に恐れているのも特徴だ。

 そのため集団の中で「変な目で見られたくない」「他人と違う自分でいたくない」という意識が強く、結果的に背伸びした自分を見せるより「等身大の自分」や「共感できる関係性」を重視する傾向があるという。そして他人の目を気にするため、男女ともに身だしなみ意識が高い。

 では、この世代にどのようなアプローチが有効なのか。

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