ライオン、「おいしいマナー」プロジェクトを立ち上げ

粧業日報 2018年6月11日号 5ページ

ライオン、「おいしいマナー」プロジェクトを立ち上げ
 ライオンは、子どもが自ら進んで歯みがきをするきっかけづくりとして、「歯みがきするまでが、食べること」という新習慣を提案する「おいしいマナー」プロジェクトを立ち上げ、歯と口の健康週間(6月4日~10日)に合わせて6月4日より特設Webサイトを開設した。

 同プロジェクトでは、子育ての悩みの一つとして挙げられる「子どもの歯みがき嫌い」の解消に向け、子どもが食後の歯みがきを忘れずに、毎日しっかり実践できるように、「歯みがき」を食事と切り離した行動ではなく「食事の一環」として捉え、「歯みがきするまでが、食べること」であるという新しい習慣を提案していく。

 Webサイトは、コンセプトムービーと体験イベントで構成されており、食事の後ついつい後回しにしてしまう歯みがきについて、食べ終わったらすぐ歯みがきすることの習慣化のきっかけづくりを提案する。

 コンセプトムービーでは、子どもがレストランで洋食フルコースのマナー講座を学ぶことと合わせて「歯みがきするまでが、食べること」という新習慣を体験し、その内容を家族に教え、家庭に戻って実践する様子を描いた「おいしいマナー」を紹介する。

 6月3日には、実際に「おいしいマナー」を親子で体験するイベントを東京・銀座のフレンチレストラン「タテルヨシノ 銀座」にて実施した。

 親に頼らず「自分で歯みがき」を始める小学1~3年生の子どもを持ち、子どもの歯みがき習慣について悩みを抱える家族を対象に事前募集を行い、15組の家族が参加した。

 当日はフレンチレストラン「タテルヨシノ 銀座」にて、料理を食べる前に子どもたちだけにテーブルマナーの説明を行うとともに「歯みがきするまでが、食べること」であるという食後の歯みがきの新習慣「おいしいマナー」についての講習を実施した。

 その後、家族も合流しフランス料理のフルコースを楽しんでもらい、食事の最後にはテーブルに着席した状態で子どもから親へ、「おいしいマナー」を伝授。家族みんなで歯みがきを体験してもらった。

 イベントの様子や、その後の自宅での子どもの歯みがき行動への影響については、7月中旬より「おいしいマナー」プロジェクトサイトにて公開する。

 今回の取り組みでは、子どもの対象年齢を永久歯に生えかわる時期である小学1~3年生とし、子どもから親にマナーを教えるという体験を通して、親は子どもの「自立と成長」を感じ、子どもは「褒められる」ことで、互いに認め合うことを目指した。
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