快進撃を続ける百貨店化粧品売場

C&T 2018年3月15日号 16ページ

快進撃を続ける百貨店化粧品売場
 百貨店の化粧品売場が快進撃を続けている。インバウンド需要が衰えを知らないのはもちろんのこと、旬のメーク製品を求めて若年層、いわゆるミレニアル世代が百貨店に頻繁に足を運ぶようになった。

 インバウンドについてはいつまでこの勢いが続くのか予測しにくいが、ミレニアル世代の流れはしばらくつづきそうだとの見方が強い。

 ファッション売場が伸び悩む中、百貨店における化粧品売場の存在感は高まり続けている。

インバウンド専用売場ですみ分け
ミレニアル新客の固定化が課題

  百貨店化粧品売場で話題をふりまいているのがインバウンドである。

 日本百貨店協会がとりまとめた今年1月の消耗品(化粧品、食品など)の免税売上高(対象93店舗)は、前年比62.9%増の113億9000万円と、大幅に拡大した。

 訪日外国人旅行者の間では依然、化粧品の人気は高い。

 巷ではインバウンドの消費が「モノ」から「コト」に移り、モノは売れなくなると言われていたが、消耗品であり、かつリピートする可能性の高い化粧品は百貨店のカウンセリング、つまり「コト」との相乗効果もあってよく売れた。

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