ファンケル、脂肪酸結合蛋白のコラーゲン減少への関与を発見

粧業日報 2018年7月4日号 5ページ

ファンケル、脂肪酸結合蛋白のコラーゲン減少への関与を発見
 ファンケルは、脂肪酸結合タンパク「FABP5(fatty acid binding protein5)」について研究を行い、「FABP5」が真皮にあるコラーゲンの減少メカニズムに関係していることを発見した。同研究については、このほど開催された日本皮膚科学会年会にて「脂肪酸結合タンパク質FABP5の過剰発現による炎症と尋常性ざ瘡の関係性」と題し、ポスター発表が行われた。

 毛穴が開いて目立つ原因は、真皮の弾力低下により毛穴にたるみが生じるためで、加齢による変化だけでなく、皮脂量の多さも関わっている。そこで同社では、毛穴で産生される皮脂の仕組みや存在するタンパク質に着目し、皮脂量と「FABP5」量の関係性について調べた。

 その結果、皮脂量が多いほど、「FABP5」量が多くなったことから、皮脂量が多いほどタンパク質が分泌され、毛穴が目立つことにつながると考えられるという。

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