コージー本舗、購買行動の分析結果が新商品を後押し

粧業日報 2018年7月4日号 1ページ

コージー本舗、購買行動の分析結果が新商品を後押し
 コージー本舗は、ID-POSデータから購買行動を分析するビッグデータ「イーグルアイ」を、商品開発や小売店の棚割提案などに活用している。

 自社製品だけでなく競合製品の動きも分析することで見えてくる課題があり、それに対応しながら商品開発を進め、市場のニーズに応えている。

 小松大志商品開発本部マーケティング推進課主任にビッグデータの魅力や活用事例などを伺った。

 ――現在、どのようなビッグデータをお使いですか。

 小松 True Data社の購買行動分析ツール「イーグルアイ」ドラッグストア版(ID-POS)を、2015年より利用している。

 全国5000万人規模のID-POSデータから消費者の購買行動について高度な分析ができ、弊社の国内売上の約6割がドラッグストアによるものであることから、ドラッグストア版を採用した。

 「イーグルアイ」の魅力は年齢、性別、対象期間、同時購入品、前後の購入履歴といったさまざまな属性分析ができるところだ。

 店頭で商品がどれくらい売れているのかを確認し、現状把握や課題抽出に活用している。

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